天空のエトランゼ〜哀しみの饗宴(魔獣因子編)〜
「神のプログラムだと!?」

僕は叫んだ。

しかし、無視するかのように、男の瞳に涙が浮かび、そこに映る僕の姿が揺れ、回り、渦の中に巻き込んでいく。

「赤星!」

アルテミアの声が、耳に飛び込んできた。

僕は頷き、左手を突き出した。

「モード・チェンジ!」

僕の左手の薬指につけた指輪から、光が溢れた。


しかし…その光は、男の瞳の中に、吸い込まれていった。



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