初恋ストロベリー

「ウケルんだけど・・・!あたし、数学意外してないわ キャハハハ
お互い見せ合お」

テキストを交換して、昼休みを終えた。

「失礼しまーす」

音楽室に放課後行き、入部申し込み書を真衣の分も持ってきた。

今日は、真衣おばあちゃん家らしいから部活いけないって。

「ありがとう、楽譜配っとくね 後これ!
まりやがわざわざ二人の為に作ってくれたの基礎練の楽譜」

楽譜と、手書きの楽譜。

「ホントですか!?ありがとうございます」

「まりやに言ってあげてね 本当に優しいなあ」

手書きの楽譜には、小さい女の子が居て「ファイト!」と書いてあった。

「まりや先輩、これ・・・ありがとうございました!!」

遅れて入ってきた、先輩に頭を下げた。

「もぉ~ お礼なんて本当いいからね!こんなの、簡単に作れるし・・・
あたしが勝手にしたことなんだからっ・・・ね?」

困ったような顔をして、まりや先輩が言った。

「いえ、本当に助かりました!ありがとうございます」

マリンバの所へ戻り、今日は個人練習と黒板に書いてあったので練習をした。
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