幼なじみゲーム


「鈴、俺以外の奴にそんな格好するなよ。」


「うん。もう、良い?」


適当に流したな…そんなに、寝たい…か。


今日やけに素直…いつも、俺だけに強がってんのに。


俺だけだし…。


「終わった。」

俺が乾かしている間、鈴は歯を磨いていたから…寝るだけか…。


「うん。ありがとう。」


鈴は、そう言って振り返って俺の胸に顔を埋めてきた。


「鈴?」


「うっん…。」


寝てるし…



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