【企画】御伽噺の神様による、御伽噺改造(?)計画!
「何でお前が。私達は、姫の口から聞きたいのだ」
「でしたら、姫様からの伝言がありますので、それを聞いていただければ。
ごめんなさ~い♪私まだ、どなたとも結婚する気は無いの!他の方を探して?
......と、姫様は仰っていました。ですので、無駄な足掻きは止めてさっさと諦めてください」
千尋は、貴公子達に淡々と告げました。
すると、今まで黙っていた貴公子の1人が激怒して言いました。
「ふざけるな!!そんなのお前が作った戯言に決まってるだろ!!私達は、姫の口から聞きたいのだ!!!」
---ガラッ
貴公子の一人が怒鳴っていると、扉が開きかぐや姫本人が出てきました。
「おぉ!姫自ら来てくださるとは!
さぁ姫。この女子の言っていることは全て嘘だと仰ってください」
この言葉を聞いたかぐや姫は、呆れ顔で貴公子達を見つめました。