蜜柑の神様【企画】
蜜柑の神様、とーじょーです
時期は2月下旬。
段々と暖かくなってくる、今日きょうび。
俺、浅野慶太(Asano Keita)は自分の部屋のあるモノを片付けようとしてた。
それは、
コタツや。
ぼちぼち片付けなアカンな~、と思ってはいたんやけど、めんどくさくてやらなかった結果、母さんの雷が落ちたワケ。
『いつまで出しておくのよっ!』ってな。
俺、母さんの声真似上手いんやでー!
って話ズレてもうた。
ここで反抗するんが思春期真っ盛りの中1男子のはずや。
せやけど残念ながら俺の母さんは怖すぎるねん。
当たり前の様に包丁を取り出すからな。
たとえ冗談だとしても、恐ろしいわ。
さて、と。
過去を振り返るんよりもまずは、目の前のモノを片付けな。
そう思い改めて目を向けると、机に蜜柑が乗っとった。
…ん?こないなトコに俺置いたか?
綺麗なオレンジ色をした皮には、何やら不思議な文字が書いてある。
段々と暖かくなってくる、今日きょうび。
俺、浅野慶太(Asano Keita)は自分の部屋のあるモノを片付けようとしてた。
それは、
コタツや。
ぼちぼち片付けなアカンな~、と思ってはいたんやけど、めんどくさくてやらなかった結果、母さんの雷が落ちたワケ。
『いつまで出しておくのよっ!』ってな。
俺、母さんの声真似上手いんやでー!
って話ズレてもうた。
ここで反抗するんが思春期真っ盛りの中1男子のはずや。
せやけど残念ながら俺の母さんは怖すぎるねん。
当たり前の様に包丁を取り出すからな。
たとえ冗談だとしても、恐ろしいわ。
さて、と。
過去を振り返るんよりもまずは、目の前のモノを片付けな。
そう思い改めて目を向けると、机に蜜柑が乗っとった。
…ん?こないなトコに俺置いたか?
綺麗なオレンジ色をした皮には、何やら不思議な文字が書いてある。
< 1 / 21 >