小さな宝物
★ラストスパート★
進路も決まり、みんなそれぞれの道に向って頑張ってる。
あたしはというと…
志望校は清流高校一本にして、まぁそれなりに勉強してる…つもり。
『おいっ!塩谷ちょっと来て!』
ホームルームが終り帰ろうとしたら担任から呼び出し。
『はぁい。』
なんだろ?
ちづるを教室に残してあたしは担任と職員室に入る。
『先生なに?』
呼び出された意味がわからないあたしはハテナマークを浮かべながら担任にたずねる。
『お前さ…清流高校しか受けないの?』
先生はあたしに気を使うように言う。
『はい…なんでですか?』
サッパリ意味がわからないあたし。
『お前の成績ぢゃ危ないわ。もぉひとつ受けたらどぉかな?』
思いがけない担任の言葉にあたしは絶句…。
そうだった!!
あたし…バカなんだ!
ちづると一緒に行けるって決まったわけぢゃないんだ!!
忘れてたぁ!?
今から頑張って大丈夫なわけ?
ぎゃ~~~!?
『死ぬ気で勉強したら望みはゼロぢゃないけどな!まぁもう一つ受けた方がいいかな。』
テンパるあたしに先生は、優しいような優しくないような言葉をくれた。
抜け殻状態のあたしは言われるままに、ちづるの家からはけっこう離れた場所で、あたしの頭で入れる高校を志望校に追加して教室に戻った。
『遅かったね~!先生何て?』
ちづるはあたしのカバンを持って駆け寄って来る。
『あたし、ちづると一緒に清流高校行けないかもだよぉ…』
半泣きのあたしの声にちづるは慌てる。
『なんで?先生にそぉ言われたの?』
ちづるは心配そうにあたしの顔を除き込む。
『死ぬ気で勉強しないと無理だって…』
あたしは溜め息をつきながら言った。
『なぁんだ!だったら死ぬ気で勉強したらいいって事ぢゃん!?』
予想外のちづるの発言にあたしはビックリ!
『あたしも一緒に死ぬ気で勉強するから、あおいも一緒に清流高校目指そ!ねっ?無理ぢゃないんだから!頑張ろっ!?』
ちづるのコノ顔は本気だ。
あたしはというと…
志望校は清流高校一本にして、まぁそれなりに勉強してる…つもり。
『おいっ!塩谷ちょっと来て!』
ホームルームが終り帰ろうとしたら担任から呼び出し。
『はぁい。』
なんだろ?
ちづるを教室に残してあたしは担任と職員室に入る。
『先生なに?』
呼び出された意味がわからないあたしはハテナマークを浮かべながら担任にたずねる。
『お前さ…清流高校しか受けないの?』
先生はあたしに気を使うように言う。
『はい…なんでですか?』
サッパリ意味がわからないあたし。
『お前の成績ぢゃ危ないわ。もぉひとつ受けたらどぉかな?』
思いがけない担任の言葉にあたしは絶句…。
そうだった!!
あたし…バカなんだ!
ちづると一緒に行けるって決まったわけぢゃないんだ!!
忘れてたぁ!?
今から頑張って大丈夫なわけ?
ぎゃ~~~!?
『死ぬ気で勉強したら望みはゼロぢゃないけどな!まぁもう一つ受けた方がいいかな。』
テンパるあたしに先生は、優しいような優しくないような言葉をくれた。
抜け殻状態のあたしは言われるままに、ちづるの家からはけっこう離れた場所で、あたしの頭で入れる高校を志望校に追加して教室に戻った。
『遅かったね~!先生何て?』
ちづるはあたしのカバンを持って駆け寄って来る。
『あたし、ちづると一緒に清流高校行けないかもだよぉ…』
半泣きのあたしの声にちづるは慌てる。
『なんで?先生にそぉ言われたの?』
ちづるは心配そうにあたしの顔を除き込む。
『死ぬ気で勉強しないと無理だって…』
あたしは溜め息をつきながら言った。
『なぁんだ!だったら死ぬ気で勉強したらいいって事ぢゃん!?』
予想外のちづるの発言にあたしはビックリ!
『あたしも一緒に死ぬ気で勉強するから、あおいも一緒に清流高校目指そ!ねっ?無理ぢゃないんだから!頑張ろっ!?』
ちづるのコノ顔は本気だ。