あの日みた空
第1章

中2の夏




「亜希!あんたのこと、みんな頼りにしてるからねっ!」

「そうだよ!亜希の豪速球なら誰も当てらんない!」


「せ…せんぱい…。」

「亜希?あたしがダメになったらあんただけなの。明日…任せたよ。」

「はい!」






明日に控えたソフトボールの全国大会の予選。

3年生である先輩たちはここで負けたら引退。






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