神と天使とmission~世界を敵にまわしても~
「ねぇ、一度私達会ったことある?」
いや、多分ないと思う。
だが、念のため聞いておいた。
「…」
やはり何も答えない。
しばらく沈黙が流れる。
少女が私を見下ろす。
私が少女を見上げる。
「……し」
「えっ?」
「天使。」
「天使?」
言っている意味がさっぱり分からなかった。
とゆうより、今時そんなものが存在するのかと理解するのに時間がかかった。
「えっとぉ…その、言ってる意味が……」
「私は天使。」
通じていないのか…
「だから、それは何?もしかしてアイドルだったりして!」
少々言うのを躊躇ったが仕方ない。
「……」