【短】時を超えても愛してる 上
「お前、また総司と土方さんにいたずらしただろ?」
「えへへ?」
私は楽しそうに微笑む。
「ったく。すこしは土方さんを労わってやれよ?」
そう言って原田さんは優しく微笑む。
「えーどうしてですか?」
「あの人は人一倍仕事をこなして、日々努力をしている人なんだ。お前に初めてあった日もこんな男だらけの場所に連れてくるのが不安だったからなんだと思うぞ。」
「え?」
私はきょとんとする。
「櫻はかわいいからな。なにかあってからじゃ困るだろ?」
「もうっ!原田さんからかわないでください!!」
そう言って私は少し拗ねる。
「からかってねえよ。だけど、土方さんにもお茶持って行ってやったらどうだ?」
「・・・はい。」
私はそう言って土方さんの部屋に向かう。
「土方さーん?」
声をかけても中から返事はない。
「入りますよー?」
私はそっと部屋の襖を開ける。
「土方さん・・・?」
土方さんは机に突っ伏して眠っていた。
その横顔には疲れが見えていた。
「頑張っているんだ・・・・」
私は自分が来ていた羽織をそっとかける。
そして一応お茶と茶菓子を置く。
「・・・・お疲れ様です。」
そう言って土方さんの部屋を出ると庭に綺麗な桜が咲いていた。
「そうだっ!!」
私はそっと桜の小枝を少し折る。
そして土方さんの机に置く。
私は静かに襖を閉める。
「えへへ?」
私は楽しそうに微笑む。
「ったく。すこしは土方さんを労わってやれよ?」
そう言って原田さんは優しく微笑む。
「えーどうしてですか?」
「あの人は人一倍仕事をこなして、日々努力をしている人なんだ。お前に初めてあった日もこんな男だらけの場所に連れてくるのが不安だったからなんだと思うぞ。」
「え?」
私はきょとんとする。
「櫻はかわいいからな。なにかあってからじゃ困るだろ?」
「もうっ!原田さんからかわないでください!!」
そう言って私は少し拗ねる。
「からかってねえよ。だけど、土方さんにもお茶持って行ってやったらどうだ?」
「・・・はい。」
私はそう言って土方さんの部屋に向かう。
「土方さーん?」
声をかけても中から返事はない。
「入りますよー?」
私はそっと部屋の襖を開ける。
「土方さん・・・?」
土方さんは机に突っ伏して眠っていた。
その横顔には疲れが見えていた。
「頑張っているんだ・・・・」
私は自分が来ていた羽織をそっとかける。
そして一応お茶と茶菓子を置く。
「・・・・お疲れ様です。」
そう言って土方さんの部屋を出ると庭に綺麗な桜が咲いていた。
「そうだっ!!」
私はそっと桜の小枝を少し折る。
そして土方さんの机に置く。
私は静かに襖を閉める。