最強総長は№１!?

凛「ちょーっとまったぁ！！」

私が叫ぶと、


龍「なんだよ？」

不機嫌そうに言う龍騎。

凛「私、なんないからね！」

龍「は？もう決まった事だ。」


な、こいつなんつー俺様なんだ。


凛「絶対なんないからね！！」

涼「えー？なんでぇ？」


なんでって、私は総長だからだよ！

みんなに守られてたまるか。


すると、ケータイが鳴った。

葵「誰のだ？俺じゃないぞ。」

涼「僕のじゃない。」

恭「私でもないです。」

龍「俺のでもない。」

凛「あ、じゃぁ私のか。」

そう言って、
倉庫の外を出て電話にでた。


凛「はい。」

　「凛ーっ！ひさしぶりぃ！」


はぁ、電話にでなきゃよかった…。

相手は、健だった。

健は紅龍の仲間だ。


くわしくは後ほど。


凛「何？」

健「たまには倉庫に来てくれよ。
　　みんなも待ってるぞ。」

凛「そうか。じゃぁ明日倉庫に行くかな。」

健「まじで！？じゃあ、
　　明日はみんな集めて待ってる！」

凛「はいはい。じゃぁね。」

私は電話を切った。




あのことは絶対いえない。
私が狼龍の寵姫になれって言われました。



なーんて、
言ったら怒られるに決まってる。