続 青薔薇姫
翌日、俺は部屋にあるもの全部まとめて家を出た。
もうこれ以上、あの家にいたくなかった。
それから俺は水狼の倉庫に住み込み、学校に通いながらバイトを続けた。
そしてある程度貯まった頃、俺は一人暮らしを始めた。
親父達がどうなったのかは知らないし、知りたくもない。
後悔なんて全くしてなかった。
あの事件から俺は、すっかり女嫌いになっていた。
"女=自分の都合のいいようにする自己中な生き物"
俺の中で、こんな方程式が成り上がっていた。
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