続 青薔薇姫



--龍達も誘ってくるから……


龍……か。


あの海以来、あたしと龍の間には変な空気が漂っていた。


あたしが話しかけても以前よりそっけないし、目が合ったときにはすぐに逸らされる。


……あたし何か嫌われるようなことしたかな……?


でもいくら考えても、それらしいことは浮かばない。


んー……。


ホントにあたし……何かした……?


ガチャッ


自問自答していると、部屋のドアが開いて大雅と炎龍幹部以上の3人が入ってきた。


あっ……。


今一瞬だったけど、龍と目が合った。


でも、それはすぐに逸らされてしまった。




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