続 青薔薇姫
「じゃあ……あたしのことは嫌いじゃないの?」
「あぁ。」
龍が答えた瞬間、あたしは肩の荷がおりた。
「よかったー……。」
龍に嫌われてなくて、ホントによかった……。
これ以上龍に嫌われたら、きっとあたしは………。
「……お前、そんな顔すんな//」
そんな顔…?
「そんな顔ってどんな顔?」
「……っ//」
「……あ、そっか。そんなにあたしキモい顔してたんだ……。」
1人で落ち込んでいると、龍があたしの耳に口を近付けた。
「瑞華はスゲェかわいい……。その顔は俺以外に見せるな…//」
「……えっ//」