続 青薔薇姫
「……っ!!」
突如、尚希の顔が一変した。
「……どうした尚希?」
「3人とも……これを見てください……。」
心なしか、尚希の声が震えていた。
そんなにヤバい情報があったのか…?
あの尚希が取り乱すなんてな……。
俺達はパソコンの画面を覗いた。
「「「……っ!!」」」
その瞬間、幹部部屋内の空気が凍りついた。
「これ……っ。」
「まさか……そんな……。」
動揺を隠せない彰人と零也。
俺は何とか冷静を保とうと必死だった。
でも、水狼宛に送られてきたそのメールを見れば、やっぱり動揺を隠しきれなかった。