続 青薔薇姫



「青華の名を無断で語って…っ…ハァッ…しかもお前はあたしの唯一の味方を奪った……!!

お前だけは……ハァッ…ハァッ……お前だけは絶対に許さねぇ…っ!!!!」


あたしは最後の力を振り絞り、ただ本能に任せて組長に突っ込んでいった。


途中、1発当たったけど、あたしは気にせず殴り続けた。


「ハァッ…ハァッ…これだけ証人がいるんだ……ハァッ…ハァッ…。

お前は…っ……またムショ行きだぁ…っ!!!!」


…………バキッ!!


……とどめの1発。


組長は気絶し、動かなくなった。


………フラッ


「……瑞華っ!!」


虎太の声を最後に、あたしは静かに崩れ落ちた……。




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