続 青薔薇姫
ってかこの今来た龍って男達……炎龍じゃね?
まさかこんな形で全国トップ3の族が集まるなんてな……。
そう思っていると、虎太が俺の前に立った。
それによって、ここにいる奴ら全員の視線を集める。
身長があまり変わらない俺達は、しばらく睨み合っていた。
「……お前が凛咲か?」
虎太が口を開いた。
「……あぁ、そうだ。」
俺達の間に変な空気が流れる。
バキッ……!!
………っ!?
俺……虎太に殴られた……?
「おっ…おい虎太!?」
大雅って奴が虎太の腕を掴んだ。
それに構わず、虎太は倒れた俺の胸倉を掴んだ。