続 青薔薇姫

それから制限時間まで彰人はお店のスイーツ全部制覇して、結局あたし達はあんまり食べなかった。


だって彰人がスゴすぎて……。


「このあとどうする？」


龍が時計を見ながら尋ねる。


今は………もう6時か。


じゃあそろそろ……


「そろそろお開きにするか？」


さすが虎太。


あたしと思ってること一緒だね。


「そうですね、お開きにしましょうか。」


「今日はあたしのためにありがとう。

またね!!」


「「「おぅ!!」」」


あたしがみんなに手を振ると、みんなも振り返してくれた。


「……瑞華、このあとちょっといいか？」


「……？分かった。」


紫苑どうしたんだろう……？


「やっとかー紫苑!!」


「待ちくたびれました。」


零也と尚希……みんなも、何か分かってるのかな？