続 青薔薇姫
″不可能″を″奇跡″に
「ふぁぁあ………眠い……。」
あくびをしながら歩く。
どこに向かってるのかって?
それは………、
キーンコーンカーンコーン
「あっ、ヤバい!!……でもまぁいっか。」
海南高校。
久々の登校だ。
まぁ遅刻したけど…、あのウザ担任になら絶対に勝てる自信があるってことで、のんびり歩いた。
ん……?
んんっ……!?
思わずグラウンドを二度見した。
だって……なんでここにいるの!?
グラウンドには、見知った顔の奴らが集結していた。