続 青薔薇姫
「俺の美声でお前を呼んだら入ってこいよ。」
「……はいはい。」
もうツッコむ気も失せた。
無視が一番だ。
ガヤガヤガヤガヤ……
このクラスうるさいなぁ…。
「おーい、てめぇら静かにしろー。」
……そんなんじゃ一生黙らないと思うよ。
「おーい。」
ペシッ
………あ。
担任の頭にどこからか飛んできた紙飛行機が当たった。
「てめぇら…っ……俺の美声を無視するなんていい度胸じゃねぇか!!」
「「「……。」」」
「……。」
……シーン……