続 青薔薇姫



「……はぁ、こんな大勢で海南まで乗り込んで来やがって。青薔薇姫だってバレちゃったじゃん…。」


その辺に転がっていた敵の下っ端を軽く蹴りながら呟いた。


「さて……と、1回教室戻ろうか。青華のみんな!!炎龍も!!一緒に戦ってくれてありがとう!!」


みんなに向かって手を振りながら校舎に向かう。


青華のみんなは手を振り返してくれた。


炎龍は……まだポカンとしてる。


そんなにあたしが青薔薇姫だって驚くかなー…?


ってかクラスのみんなになんて言い訳しよう…。


一応騙してたわけだし、みんな族に入ってるから青華を良く思ってない人だっているかもしれないし……。




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