わたしの魔法使い
突然「お酒飲める?」なんて聞かれるから、僕はてっきり家で飲むのかと思ってた。
でも、手を引かれてやってきたのは、
「家じゃない?」
近所の居酒屋だった。
まだ早い時間のせいか、僕たち以外の客がいない。
「おじさん。とりあえずビール。それと、何か適当にちょうだい。」
「あいよ!!今日は一人じゃないんだね。彼氏?」
「ふふっ。ナイショ。」
朱里ちゃんが居酒屋の常連だなんて、かなりの驚きだ。
それも、結構渋めの居酒屋。
朱里ちゃんの雰囲気からは考え付かない。
「常連なの?」
「常連…かな?ここ、お昼は定食やってるし…ほら、私、料理ができないでしょ?結構、ここで夕飯食べたりしてたんだ。」
ビールが運ばれてくるまでの間、この居酒屋の話が続く。
ここの定食がおいしいこと、特にハンバーグが絶品なこと(気を使ってか、僕の方がおいしいとは言ってくれたけど)、常連客の事。
「あいよ!ビール、お待たせ!!」
ビールが届き、とりあえず僕たちは乾杯をした。
何に乾杯かって?
…何だろう?とりあえず「お疲れ様」かな?
でも、手を引かれてやってきたのは、
「家じゃない?」
近所の居酒屋だった。
まだ早い時間のせいか、僕たち以外の客がいない。
「おじさん。とりあえずビール。それと、何か適当にちょうだい。」
「あいよ!!今日は一人じゃないんだね。彼氏?」
「ふふっ。ナイショ。」
朱里ちゃんが居酒屋の常連だなんて、かなりの驚きだ。
それも、結構渋めの居酒屋。
朱里ちゃんの雰囲気からは考え付かない。
「常連なの?」
「常連…かな?ここ、お昼は定食やってるし…ほら、私、料理ができないでしょ?結構、ここで夕飯食べたりしてたんだ。」
ビールが運ばれてくるまでの間、この居酒屋の話が続く。
ここの定食がおいしいこと、特にハンバーグが絶品なこと(気を使ってか、僕の方がおいしいとは言ってくれたけど)、常連客の事。
「あいよ!ビール、お待たせ!!」
ビールが届き、とりあえず僕たちは乾杯をした。
何に乾杯かって?
…何だろう?とりあえず「お疲れ様」かな?