わたしの魔法使い
久しぶりにねえちゃんが笑ってる。

颯太のとなりで、心から幸せそうに…


何だか安心したよ……

俺も年だから、いつまでもねえちゃんといられない。

でも、颯太がいてくれればねえちゃんは幸せそうだから、安心していられるよ。


颯太……ねえちゃんを頼むな。

俺の分まで幸せにしてやってくれ。




……でも今はまだ……


「うおっ!」


俺とプロレスだぜ!




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