探偵さんは殺し屋!?①
「依頼者のところ行かなくていいのか?」


「行かなくていいんじゃないのかな?満生橆が聞いたところでは
自由に殺しあってくださいって言ってたよ?」


「“自由に殺しあってください”かぁ・・・・・・なら派手に
殺しあう?」


「自由に殺しあえって言ってるならいいんじゃない?
派手に遊びまわりますか!!」


そう弑銑が言うと、みんな行動を始めた。


私が向かった場所は事件が起きた場所の一番上のところ。


私はなにかと低いところだと戦えないから


普段から高いところから攻撃をしている。


他の3人はみんな低いところで攻撃をしてくれるから


楽にできるんだけどね。


たまに下で攻撃はするけどね。


「馨、今日は私も上で攻撃するから、馨はもうちょっと
向こうで攻撃してくれない?」


「別いいけど」


今日はリーシャもか・・・・・


リーシャならまだいいけどな。


「みんな!敵が出てきたよ!!」


弑銑のほうを見てみると、何匹もの蛇、蛙、鳥が出てきた。


「なんか今回も楽勝だ~」


満生橆が余裕そうに言った。


確かにそうかもな。


今までで大変だったとしたら、巨大な骸骨(がいこつ)が


出てきた時だけだったしな・・・・・・。


今回余裕だな。


そうみんな思ってるだろうし。
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