ハナミズキ



そう言って、私は走り出した。



我慢できなかった。



ショックすぎて…



「おい、恋華!待てよ!」



後ろから氷野くんが私のことを呼ぶけれど私は気にせず走った。



「アカン!今のお前が行くな!今のお前じゃ…逆効果や!恋華のことはオレに任せてお前は帰れ!そんで、自分が何やったんかよぉ考えてみぃ。…恋華がなんで泣いたのかももやで!」



< 130 / 395 >

この作品をシェア

pagetop