ハナミズキ





―ダンッ…


「男をなめるなよ…ガキ」


「痛…っ!!

ちょっ、なにするんですか!?

離して下さい!」


「男が、こんな人気のない場所で女とするコトなんて…一つしかねぇだろ?」


織田先輩は、私を押さえつけたまま、制服の中に手を忍ばせようとする。


「や…っ!!

触んないで!」



怖い、怖い……!!!







涙が出そうになったその瞬間―――。







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