ハナミズキ




愛……て…



酸素マスクをはずした途端、呼吸が苦しくなる。







「…はぁ…はぁ…っ」







ごめんな、恋華。


ずっとつらい思いをさせて―…。


でも、もう大丈夫だよ。




これからは―――………。






















ずっと一緒にいよう。










ピー……―――――。



その機会音を最期に、俺は再び目を閉じた。

そして、俺は左目から一筋の涙を流した。



恋華。


俺も愛してる。


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