ハナミズキ



―私が事故にあったという日から、三日が経ち、私は学校へ行った。



「……確か、私のクラスは1年6組だったって先生が言ってたような…」



この3日間でだいぶ気持ちを整理した私が思ったことは、まずはあの2人にお礼を言うことだった。



でも私は緊張していた。



なにしろ、私のクラスの人たちは全員知らないようなものなのだ。



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