君に会いたくて





「後夜祭終わったら
家来てね!」







奈南に強制的に決められて





あたしは奈南の家に向かう電車に乗った。







「で、どうだったの?」






家に着くと、早速奈南の部屋で







質問攻め。








「告られなかった。
廉都のこと、頑張ってって…」







「そっかあ!じゃあ今から
お兄ちゃんの部屋行ってこーい!」




奈南の優しさが嬉しかった。
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