君に会いたくて




「ちょっ…なんで泣くんだよ!
まだ、なんも言ってねーだろ。」






ごめん、廉都。





困らせてごめんね。







廉都はあたしのこと





好きじゃないもんね。





「帰るー」





ベッドを出ようとした時






廉都に腕を掴まれた。







「話、聞いて。」


真剣な、瞳だった。


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