君に会いたくて
「一応、こんなんでも、ギリギリ女だから?
駅くらいまで、ついてってやっても
いいかなーと思って待ってたのに?」
なんかすんごい侮辱されてる気がするんですけど。
一応って…
でも、優しい。
何で?
「わざわざ教室まで迎えに行けば
爽やか好青年と
いい感じだったんで?」
いかにもばかにして廉都は言った。
なんか複雑な気分。
悔しいけど
なんか嬉しい。
何で?
廉都と付き合ってるみたいに見られても
嫌じゃない。