君に会いたくて


「奈南に任せるけどね。」







奈南はケータイを見つめた。






「古賀くんと、話してみたら?」







奈南は少し考えて






「話してみる。」




少し笑ってそう言った。







あたしはさっき買ったグミを食べようと






袋を漁った。





「ゆなー、お兄ちゃんたちの様子、見てきて。」




少し火照ったら顔であたしに告げた奈南は



すごく

可愛かった。






< 76 / 123 >

この作品をシェア

pagetop