君に会いたくて


ベッドの上。






真っ赤な顔で座る廉都の隣に





ちょこん、と腰かけた。




廉都の脇腹をおもいっきりつねった。





あたしの必殺技なんだから。





「いってえー!!!」




廉都、悶絶。



友達、爆笑。




あー、スッキリした。






「あ、奈南の友達です」





それだけ告げて


酒臭い部屋を後にした。
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