トーカタウンの子供たち
「ほう。で、わざわざここまで来たっちゅうわけか。ガキは暇やのう」
猫は顔を擦って毛繕いしている。喋るのに行動は猫そのものだ。
「CP1が名前なの?」
ミサキが尋ねる。
「わいには名前なんかない。下手な名前よりはただの記号の方がええわい」
今度は体の毛繕いをしている。
「名前をつけてあげようと思ったんだけど気に入らないみたいで」
「誰がにゃ~ぽん♪じゃとかももじろう♪じゃとか気に入るんじゃ。リンはまったくセンスがないんじゃ」
「そうかなぁ」
リンさんが首をかしげる。
猫は顔を擦って毛繕いしている。喋るのに行動は猫そのものだ。
「CP1が名前なの?」
ミサキが尋ねる。
「わいには名前なんかない。下手な名前よりはただの記号の方がええわい」
今度は体の毛繕いをしている。
「名前をつけてあげようと思ったんだけど気に入らないみたいで」
「誰がにゃ~ぽん♪じゃとかももじろう♪じゃとか気に入るんじゃ。リンはまったくセンスがないんじゃ」
「そうかなぁ」
リンさんが首をかしげる。