君の瞳に映るもの
「なによ!?」
そういって、ものすごい剣幕で
市原さんは振り返る
「落ち着いてください。先生に迷惑ですよ」
そういって、ため息をついた
「・・・」
市原さんは、そういわれると
あわてて、静かになった
「すいません・・・先生」
市原さんはそういって謝っていた
さっきのが嘘みたいだ
「いえ。気にしないでください。で市原さん。しばらくの間入院することにしましょう」
俺がそういうと
この子がいないならどこでも・・・
そういって、入院を受け入れた
空ちゃんは相変わらず、あの言葉以外発せず
窓の外を眺めていた