ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜
足りないもの
メロンパンは結構好きだけど、モサモサしてるのが玉に瑕。何か飲みながらでないと食べ難いのに、その飲み物を買うのを忘れてしまった。
横で中野君がペットボトルのお茶を、喉を鳴らして飲むのを見てたら、彼と目が合ってしまった。
「あんた、飲み物は?」
「買うの忘れちゃった」
「そうなんだ? じゃあコレ、飲むか?」
そう言って、中野君は飲みかけのお茶のペットを私に差し出した。
ああ、どうしよう。正直、お茶は飲みたい。でも、中野君と間接キッスになると思うと、恥ずかしい……
「なに赤くなってんの?」
横で中野君がペットボトルのお茶を、喉を鳴らして飲むのを見てたら、彼と目が合ってしまった。
「あんた、飲み物は?」
「買うの忘れちゃった」
「そうなんだ? じゃあコレ、飲むか?」
そう言って、中野君は飲みかけのお茶のペットを私に差し出した。
ああ、どうしよう。正直、お茶は飲みたい。でも、中野君と間接キッスになると思うと、恥ずかしい……
「なに赤くなってんの?」