密なカラダにくちづけて。
…アヤナ…。

あんな所で会うなんて…。


私を見てたあの目。

アレは、挑戦とも嫉妬ともとれないけど 鋭い視線だった。


ただ、黙って私見る。


アソコで会ったのはおそらく偶然ではあるのだろうけど アヤナは、私に対してどんな感情を抱きながら
私を見たのだろう?


夕飯になるハンバーグのタネをこねりながら考えていると


「ただいま~」


玄関の方から声がする。

…えっ?


子供達は、すぐに反応を示して

「パパだぁ~!」

キャッキャッ言いながら 玄関へと向かった。


…っえ?啓介?

今日は、アヤナと会うハズじゃ?
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