密なカラダにくちづけて。
「え~すけにぃちゃん、あ~そ~ぼ。」

歩人が、英介君にくっつく。

「え~パパは~?」

啓介がワザとイジケて見せると

「じゃあ、みんなであそぼう。」

未来が言った。

4人が盛り上がりながら遊んでいるのを尻目に
アタシは、ご飯を仕上る。

――…ご飯を食べ終えると

当たり前の様に、啓介と英介君が晩酌を始める。

一応、英介君は

「帰るかな。」

と、帰り支度を始めて見せたけど啓介がそれを引き止めた。

その展開をわかりきってたかの様に二人はお酒を飲み始めた。
< 111 / 179 >

この作品をシェア

pagetop