密なカラダにくちづけて。
ご飯が終わったら子供達をお風呂に入れるのは
啓介の仕事。

三人仲良く入った後遊び疲れた子供達は、布団に入るなり眠りにつく。

それを見計らう様に、啓介が私の布団の中に入って後ろから抱き着く。

「はるか~。しよ~。」

甘えた声で誘って来る。

私は、拒む事はない。

子供達が起きない様になるべく物音を立てない様に
注意しながら行為に挑む。

「…ん…」

それでも漏れる吐息。

「声出したらダメだよ。」

啓介は、私の口を手で覆いながら言う。

「でも、全然声を出さないのもつまらないよね。」

そう言って、私の敏感な所を責める。
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