密なカラダにくちづけて。
だけど、探す手間が省けるのは事実。
子供が小さいと受け入れてくれる所もないかもしれない。

前みたいに母の手は借りずに、出来れば幼稚園の時間内で働きたい。

条件にもよるけど、話すだけはなしても良いのかもしれない。
ここで、嫌がれば変に思われるかもしれない。

「じゃあ、面接だけでも受けさせてもらおうかな。」

「うん。そうしたらいい。」

啓介は、すぐに面接の日程を取り決めてくれた。


その後は、少しバタついたけど、子供達の事も踏まえて、かなりの好条件で雇ってもらえる事になった。

それは、面接時に同席してくれて、色々とはなしてくれた英介君のおかげなんだけど。


忙しさでバタついて忘れそうになってた頃

《最近、連絡ないけど忙しいの?どうしたの?はるかちゃんに会いたい。》


康広からメールが来た。

《ごめん。ちょっと色々あって忙しい。》

返信すると

《少しでも会えない?》

めんどくさくて、それ以上は返信しない。

そんなメールを2、3回くらい繰り返してる内に

諦めたのかメールが来なくなった。
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