密なカラダにくちづけて。
ノックをすると、すぐに返事があったので、ドアをあけると、応接室には英介君しかいなかった。

私の胸が少し、脈打つ。

「はるかちゃん。そこ、すわって。勤務内容の書類の確認をしたいから。」

「うん…。」

英介君は、いたって普通だ。と思ったのも束の間。

「まさか、はるかちゃんと同じ所で働く事になるなんてぬ。」

英介が私を見てクスリと笑う。

「私も…、まさか英介君の働いてる所に来るとは思わなかった。」

アタシは、英介君から目を反らす。

「仕事中に、何かアクション起きたら楽しい?」

「…え…?どういう…」

意味?
と聞こうとした言葉を遮る様に 英介君が私の横に座って私を抱き寄せた。


英介君の唇がアタシの唇にぶつかる寸前で止めた。

「ヤラシイ、アクション。はるかちゃん、好きでしょ?」
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