密なカラダにくちづけて。
書類を真剣な顔で確認する英介君から目を離さずいれと


「はるかちゃん?どうしたの? やっぱり、ヤラシイ事をしてほしい?」

ニヤリと笑う。

「…ち…違う…」

アタシの声は蚊が鳴いてるかの様に小さい。

「しょうがないな。」

英介君が私の手を引いた。
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