密なカラダにくちづけて。
眠りに落ちそうな時…

今日、会った英介君の顔がよぎる。

どうして、人違いのフリをしたのか気になる所だけど…

兄である啓介とその嫁である私にたいした興味がないだけなのかもね。啓介が浮気した事を英介君も知ってる。
だから、単に見逃したってだけかもね。
それなら、それでもいいわ。あまり、考えないでいよう。

結論を出してから完全に眠りに落ちる。

―目を覚ますと、目覚まし時計が鳴る5分前だった。
< 15 / 179 >

この作品をシェア

pagetop