密なカラダにくちづけて。
「えっ…?」


私の脳内に舞ってた花びら達は一気にどっかへ行ってしまった。


私を呼んだ相手は、


アヤナ


…だった。


「はるかさん、ですよね?啓介さんの奥さんの。」

アヤナは、伺うように聞いて来る。

「えっ、えぇ。そうだけど…」

「やっぱり。お会いしたかったの。
今、時間あります?お話ししたい事があるの。」

「話し?」

「えぇ。はるかさんも…私に聞きたい事とかあるんじゃありません?」


アヤナは、ニッコリ笑顔を向ける。

聞きたい事…

あるわよ、色々と。


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