密なカラダにくちづけて。
私は、アヤナと話す事にして近くの喫茶店に入った。

あまり人に聞かれたくない話しだと、前もってわかっているから二人で奥の席へと座る。


コーヒーを頼むと、アヤナは鞄からタバコとライターを取りだし火を付ける。


「ふー」

と、煙を吐き出す話始めた。

「英介と、上手くいきそうなんでしょ?」

「えっ?」

さっきまでの態度がガラリと変わったアヤナ。

「アヤナと啓介が、不倫旅行に行く時、貴女は、英介と不倫セックスするんでしょ?」

「なっ…」


言葉に詰まるけど、事実をあっけらかんと言われて返す言葉がない。

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