密なカラダにくちづけて。
「でも、貴女からの返信が何も来なくてつまらなかったわ。」

「ずいぶん、非常識な事するのね。」

「あら、貴女が英介とセックスするのは非常識じゃないのかしら?」

「まだ、してないもの。」

「あら~、まだなんだ~。可哀想~。
貴女、魅力がないんじゃない?」

アヤナは、クスリと笑う。


啓介に、メールしてる女とは別人の様にイヤな女だ。


「でも、するんでしょ?これから。
そんなんじゃ、すぐ飽きられちゃうんじない?」

「そんなの、貴女には関係ない。」

「えぇ、関係ないわ。
でもね、アンタ後から英介とセックスして、英介を独り占めするのは、止めてよね。」

「えっ?」


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