密なカラダにくちづけて。
「英介が言うから、暫く啓介と不倫しててもいいけど、慰謝料なんて、請求しないわよね?」

アヤナは、顔色変えずに笑顔で言う。

「もし、請求なんてしたら私もバラすけどね。貴女と、英介の事。」

アヤナは、立ち上がり伝票を取る


「ここは、私が払うわ。
仲良くしましょう。お互いしらぬ顔して。」


「あっ…」


私に、隙を与えることなくアヤナは行ってしまった。



アヤナと、話せて良かったのだろうか?

一方的に、話されたって言うのに近いけど。


でも、深くは考えない。

今の私は、英介君の事だけ考えよう。







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