密なカラダにくちづけて。
英介君がコドームを着けようとした手に触れて、

「しなくていいの 。直に感じたい。」

目を潤ませた。

「えっ?」

「大丈夫。大丈夫な様に昨日、英介君を思いながら啓介と寝たの。」

「俺の事だけ考えて、兄さんとセックスしたの?」

「うん…」

「本当は、もう兄さんとセックスしてほしくないな。」

「うん…ごめんね…」

「いや、仕方ないよな。」

「英介君…怒ってる?」

「いや、怒ってないよ。」


英介君が私に被さると、

「じゃあ、このままいくよ?」

「うん。」

ゆっくりと、私の中に入って来た。





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