密なカラダにくちづけて。
「そっかぁ!英介お兄ちゃんはいつ来るのかなぁ?」

未来は、瞳をキラキラ輝かす。英介君は、子供達と本気になって遊んでくれるし 、いつもお土産を持って来てくれるから未来と歩人は、英介君が大好きだ。

「きっと、もうすぐよ。」

ニコッと未来に笑いかけた時

ピンポ~ン…

チャイムが鳴った。

「ホラ。パパかな?英介君かな?」

アタシが言うと

「未来、見てくる~!」

タッタッと駆け出して、玄関へ向かう未来。

「あ~!英介お兄ちゃん!!」

どうやら、英介君らしい。

「お~。未来。デカくなったな。」

英介君の声が聞こえる。

「ママ~!英介お兄ちゃんだったよ!」
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