密なカラダにくちづけて。
…英介君の唇が触れた 自分の唇…

ドキドキと、心臓が鳴り始める。

「はるか?大丈夫か?」

「あっ、うん。何も、大丈夫よ。」

見つめていた唇と 鳴り始めた心臓を 隠そうと

「啓介、今日は早いの?」

話しを啓介にふった。

「あ~…うん。多分、早い。」

「そっか。夜ご飯、何かリクエストある?」

「そうだなぁ…。 唐揚げ食べたいな。」

「了解。」

啓介に笑顔を向けた。
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