密なカラダにくちづけて。
英介君は、唇を離し

「あれ? 何で、こんな事になってるの?」

意地悪そうに言う。

「そ…それは…」

私は、何も答えられない。

英介君は、指を激しく動かし始める。

クチュ、クチュ…

同時に、濡れた音が部屋中に響く。

「…ぁ…ん……いゃぁ…」

「そんな声まで出して。」

「ちが…。」

「違わないだろ?」

「ダメぇ…やめ…て 」

嫌なハズなのに 私の声は掠れていく。
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